
社会福祉法人こころ

社会福祉法人こころ設立10周年を迎えて
当法人は、おかげさまで2025年3月19日に社会福祉法人こころの設立10周年を迎えることとなりました。ひとつの節目と言えるこの日を迎えることができますのも、ひとえに当法人の職員をはじめ地域の皆様、そして利用者様、家族の皆様に支えられてのことであり、こころより感謝申し上げます。10周年を振り返る中で、コロナ感染症の拡大により長期にわたる事業活動の縮小などもありましたが、2024年5月8日からコロナ感染症が「5類感染症」に引き下げられたことで日常生活が少しずつ戻ってきたところです。当法人も5類に移行するのに伴い、事業活動を少しずつ通常通りの運営をしているところですが、まだまだ気持ちを緩めることなく日々精進しております。
理事長就任から10年を迎え、社会福祉法人こころの目標に「地域に根差した福祉」を掲げてきました。障害のある方が安心して暮らせる地域。少しずつですが浸透していると実感しているところです。設立から10年の歩みを振り返り、利用者様、家族の皆様からのニーズに向き合い、安心して通所できる事業所に、居心地のいい場所にしたいと法人運営に取り組んできました。また、利用者支援の原則に則り、利用者様の人権と人格を最大限尊重すること、職員一人ひとりが責任と使命感を持って努めて参りました。利用者様本人を真ん中においた支援、職員一同がこころを一つにして寄り添う支援を心がけてきました。仕事のスキルも磨かれ、常勤職員のほぼ9割の方が国家資格を取得されております。
地域においては、公民館長をはじめ地域の皆様に当法人の事業活動を暖かく見守りいただきこころより感謝申し上げます。また、昨年からは利用者様と地域の皆様の交流を目的として月1回「おむすび食堂」を開催しております。
改めて設立から10周年を振り返り、当法人の目標に掲げた地域福祉の形にはまだまだ及びませんが、これからも当法人らしく、次の20年、30年に向けて精進したいと思います。